山下英男(読み)ヤマシタ ヒデオ

20世紀日本人名事典 「山下英男」の解説

山下 英男
ヤマシタ ヒデオ

大正〜平成期の電気工学者 東京大学名誉教授;東洋大学名誉教授。



生年
明治32(1899)年5月21日

没年
平成5(1993)年5月25日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学工学部電気工学科〔大正12年〕卒

学位〔年〕
工学博士

主な受賞名〔年〕
電気学会賞〔昭和23年〕「継電器式電気統計機の研究」,毎日新聞社学術奨励金〔昭和25年〕,全国発明表彰・特許庁長官賞〔昭和26年〕,日本学士院賞〔昭和29年〕,電気学会賞〔昭和30年〕「電子計算機の開発研究」,パリ市民賞〔昭和34年〕,紫綬褒章〔昭和38年〕,勲二等旭日重光章〔昭和44年〕,国際情報処理連合銀賞〔昭和50年〕,C&C賞〔昭和60年〕,情報処理学会特別功績賞〔昭和60年〕「情報処理の発展に国際的に寄与した功績」

経歴
大正12年東大助教授、昭和13〜35年同教授、35〜50年東洋大教授、日本電子顕微鏡学会会長、電気学会会長、情報処理学会会長を歴任。電子顕微鏡と電子計算機の研究開発の草分け的存在。わが国初の電子管による大型電子計算機を完成させた。通産省第1回大型プロジェクト高性能電子計算機開発委員会科長、ローマ国際計数センター理事。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山下英男」の解説

山下英男 やました-ひでお

1899-1993 大正-平成時代の電気工学者。
明治32年5月21日生まれ。昭和13年母校東京帝大の教授となる。35年東洋大教授。電子顕微鏡学会会長,電気学会会長などをつとめた。日本初の電子管による大型電子計算機を完成。継電器式電気統計計算機の研究で,29年学士院賞(共同研究)。平成5年5月25日死去。94歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山下英男」の解説

山下 英男 (やました ひでお)

生年月日:1899年5月21日
大正時代-平成時代の電気工学者。東京大学教授
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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