山伏茸(読み)ヤマブシタケ

デジタル大辞泉 「山伏茸」の意味・読み・例文・類語

やまぶし‐たけ【山伏×茸】

サンゴハリタケ科のキノコ。秋にナラカシブナなどの幹に生える。白く球状で、表面を柔らかい針状の突起が垂れ下がって覆い、みのに似る。突起の表面に子実層発達針千本はりせんぼん

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精選版 日本国語大辞典 「山伏茸」の意味・読み・例文・類語

やまぶし‐たけ【山伏茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類ハリタケ科のキノコ。秋、シイ、カシ、ナラなどの樹幹に発生する。全体は白く柔らかい大きな塊状で、側面と下面に長い針を密生しハリネズミに似た形をしている。胞子をつくる担子柄はこの針の表面にできる。食用山伏が蓑(みの)を着た姿にたとえての名。

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