日本歴史地名大系 「山口遺跡」の解説 山口遺跡やまぐちいせき 千葉県:成田市山口村山口遺跡[現在地名]成田市中台一―二丁目根木名(ねこな)川の支流小橋(こばし)川から分岐した小支谷に挟まれた細長い台地の基部近くに位置。標高約三三メートル、水田面との比高一三―一五メートル。遺跡の中心は奈良・平安時代の集落跡で、ほかに弥生時代の竪穴住居跡四軒、古墳時代中期・後期の竪穴住居跡四軒・玉作工房跡九軒・古墳四基が検出されている。昭和四五年(一九七〇)から同四六年にかけて発掘調査された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報