山囲古墳(読み)やまがこいこふん

日本歴史地名大系 「山囲古墳」の解説

山囲古墳
やまがこいこふん

[現在地名]名取市飯野坂五丁目

高館たかだて丘陵から東に張出した小丘陵上に立地。すでに隠滅しており、現存しない。工事中に発見されたため墳形・規模などについては不明。ただ石室の一部が遺存していたことにより、内部構造は玄室の奥壁に二―三個の大石を据えた横穴式石室であることが判明した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 琥珀玉 著名 タカ

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android