山城章(読み)ヤマシロ アキラ

20世紀日本人名事典 「山城章」の解説

山城 章
ヤマシロ アキラ

昭和期の経営学者 一橋大学名誉教授;創価大学名誉教授。



生年
明治41(1908)年5月3日

没年
平成5(1993)年2月3日

出生地
鳥取県日野郡日南町

学歴〔年〕
東京商科大学本科〔昭和8年〕卒

学位〔年〕
商学博士

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和49年〕,経営科学化有効賞〔昭和57年〕,勲二等瑞宝章〔昭和57年〕

経歴
東京外大、明大、東京商大、東京女子大各講師、横浜市立商専、東京商大各教授を経て、昭和24年一橋大助教授、27年教授、47年名誉教授。その後、東洋大学教授を経て、53年創価大教授。第13期日本学術会議会員。著書に「経営費用論」「現代の企業」「経営学」「日本的経営論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山城章」の解説

山城章 やましろ-あきら

1908-1993 昭和時代の経営学者。
明治41年5月3日生まれ。横浜商業専門学校(現横浜市立大)教授などをへて,昭和27年母校一橋大の教授。のち東洋大,創価大教授を歴任経営政策論,経営理念論の分野業績をあげた。平成5年2月3日死去。84歳。鳥取県出身。著作に「経営政策」「経営学原理」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山城章」の解説

山城 章 (やましろ あきら)

生年月日:1908年5月3日
昭和時代の経営学者。一橋大学教授;創価大学教授
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の山城章の言及

【経営学】より

…他方,ドイツ経営学の基礎のうえにアメリカ経営学の問題意識を接合させた研究が馬場敬治や藻利重隆によって進められ,これらが第2次大戦後に引き継がれた。 戦後はさまざまの経路を経てアメリカの経営手法が日本に紹介されたが,経営学もこの影響を受け,人間関係論などアメリカ経営学の諸理論の研究が盛んになり,高宮晋,山城章らを中心に日本の現実の企業経営の近代化ないし合理化に直接間接の貢献をした。理論面では,バーナードとサイモンを引き継いだ近代組織理論が日本の経営学にしだいに受け入れられて,今日に引き継がれている。…

※「山城章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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