山寄上村（読み）やまよりかみむら

日本歴史地名大系 「山寄上村」の解説

山寄上村
やまよりかみむら

[現在地名]加美町山寄上

鳥羽（とりま）村の北、三国（みくに）岳の東にあり、杉原（すぎはら）川の最上流に位置する。北の播州峠または東の舟坂（ふなさか）峠を越えれば丹波国。西は但馬国。慶長国絵図に「山寄神」と記載される。正保郷帳では田方三七石余・畑方四六石余、幕府領。延宝五年（一六七七）の検地帳（山寄上区有文書）によれば高八三石余・反別一〇町四反余、小物成は山手銀一五匁余・野藪年貢銀五分・炭竈役銀五四匁・鉄砲役銀三匁。元禄郷帳では高七二石余。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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