デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本貞一郎」の解説 山本貞一郎 やまもと-ていいちろう 1803-1858 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。享和3年生まれ。近藤茂右衛門の弟。生家は信濃(しなの)(長野県)松本の名主。中村守臣(もりおみ)に国学をまなぶ。江戸の水戸藩邸に出入りし,安政5年徳川斉昭(なりあき)の密書をうけて京都にむかい,兄とともに水戸藩への密勅降下をはかるが,安政の大獄直前の安政5年8月29日自殺した。56歳。本姓は近藤。名は弘素。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by