20世紀日本人名事典 「山本長方」の解説 山本 長方ヤマモト ナガカタ 明治〜昭和期の造船技師 東京帝国大学教授;大阪工業大学教授。 生年明治3年1月(1870年) 没年昭和9(1934)年2月16日 出生地愛知県名古屋 学歴〔年〕グラスゴー大学船舶工学科卒 学位〔年〕工学博士 経歴明治21年私費で英国に留学、グラスゴー大学に入学し化学、数学、物理学、造船学、図学を修める。28年帰国し三菱に入社、長崎三菱造船所技師長となり設計・製図を監督。43年社命で日英博覧会のため再び渡英。大正6年三菱造船会社東京本社技師長となり、同年米国へ出張。9年海員会議政府委員としてイタリアに出張した。10年退職して東京帝国大学工学部教授となり、昭和5年大阪工業大学教授に転じた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本長方」の解説 山本長方 やまもと-ながかた 1870-1934 明治-昭和時代前期の造船工学者。明治3年1月生まれ。イギリスのグラスゴー大に留学。三菱にはいり,長崎造船所技師長をへて東京本社技術長となる。退職後,東京帝大,大阪工業大の教授を歴任。昭和9年2月16日死去。65歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by