山浦玄蕃(読み)やまうら げんば

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山浦玄蕃」の解説

山浦玄蕃 やまうら-げんば

?-1654* 江戸時代前期のキリシタン
権(ごんの)中納言猪熊季光(いのくま-すえみつ)の次男。キリシタン迫害をさけて従兄弟(いとこ)の米沢藩主上杉定勝のもとにのがれ,山浦玄蕃と改称。定勝の没後訴えがあり,承応(じょうおう)2年12月2日幕命により処刑された。公家出身でただひとりの殉教者。名は光則。変名は磯(磯野)九兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android