山田和樹(読み)やまだ かずき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田和樹」の解説

山田和樹 やまだ-かずき

1979- 平成時代の指揮者。
昭和54年1月26日生まれ。幼少のころ木下式音感教育をうける。指揮法松尾葉子小林研一郎・ゲルハルト・マルクソンに学ぶ。東京芸大在学中に「TOMATOフィルハーモニー管弦楽団」(平成18年「横浜シンフォニエッタ」に改称)を結成し,音楽監督に就任。22歳にしてベートーヴェン交響曲全曲演奏を達成した。これまでにブルガリアVARNAフィル,東京交響楽団,日本フィルハーモニー交響楽団,広島交響楽団,名古屋フィルハーモニー交響楽団などを指揮する。平成17年東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任。21年フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。22年スイス・ロマンド管弦楽団の首席客員指揮者となる。神奈川県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android