山田案山子(読み)やまだの かかし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田案山子」の解説

山田案山子 やまだの-かかし

1788-1847* 江戸時代後期の戯作(げさく)者,浄瑠璃(じょうるり)作者
天明8年生まれ。大坂の人。好華堂野亭の名で狂歌師としても知られる。版元付きの代作者となり,読み本を執筆。4代植村文楽軒の専属浄瑠璃作者として活躍した。弘化(こうか)3年11月24日死去。59歳。通称は圭(桂)蔵。読み本に「義経勲功図会」,浄瑠璃に「生写朝顔話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android