山県守雌斎(読み)やまがた しゅしさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山県守雌斎」の解説

山県守雌斎 やまがた-しゅしさい

1791-1830 江戸時代後期の儒者
寛政3年3月5日生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)の藩校明道館(のち明徳館)にまなび,教授となる。藩命により藩内各地でおしえる。「如不及斎別号録」の編集にかかわった。文政13年7月19日死去。40歳。出羽久保田出身。本姓吉田。名は儀,頼賢。字(あざな)は子羽。通称は弁之助。別号に百齢。詩集に「守雌斎詩集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android