日本歴史地名大系 「山立御嶽」の解説 山立御嶽やまだていうたき 沖縄県:宮古諸島城辺町友利村山立御嶽[現在地名]城辺町友利友利(ともり)集落内、集落センターの北方約一〇〇メートルの畑地の一角、雑木林中にある。建物はなく、イベには石の香炉が数個ある。地元ではヤマダチムトゥ(山立元)ともいう(平良市史)。祭神は「琉球国由来記」によれば「女神。オタハル」で、「船路、且、諸願ニ付、城四ケ村崇敬仕ル」という。現在は旧暦二月・八月のユーダミニガイ(世鎮めの願い)、三月・四月・六月のプーイニガイ(豊饒願い)、一月・六月・一二月のタスキニガイ(助け願い)などが行われている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by