岐宿城跡(読み)きしくじようあと

日本歴史地名大系 「岐宿城跡」の解説

岐宿城跡
きしくじようあと

[現在地名]岐宿町岐宿郷

しろ(二一六メートル)に築かれた中世の山城跡。永徳三年(一三八三)宇久覚が宇久うく(現宇久町)から当地に進出して築城、その子勝の嘉慶二年(一三八八)のとき深江(福江)たつくち城に移転したという所伝がある。ただし宇久氏福江島移住は応永二〇年(一四一三)以降とする説もあり、当城の創建は判然としない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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