岡崎一夫(読み)オカザキ カズオ

20世紀日本人名事典 「岡崎一夫」の解説

岡崎 一夫
オカザキ カズオ

昭和期の弁護士,社会運動家 元・自由法曹団団長



生年
明治32(1899)年3月1日

没年
昭和61(1986)年1月15日

出生地
北海道札幌市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部独法科〔大正11年〕卒

経歴
東大卒業後弁護士となって、自由法曹団に参加。労働・農民運動の弁護活動で活躍し、昭和2年共産党に入党。3年の3.15事件で検挙され懲役5年に処せられる。戦後再建された自由法曹団に参加し、三鷹事件松川事件白鳥事件などの弁護団に加わる。35年から49年まで団長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡崎一夫」の解説

岡崎一夫 おかざき-かずお

1899-1986 昭和時代の弁護士,社会運動家。
明治32年3月1日生まれ。昭和2年東京から新潟にうつり農民運動などを指導。同年共産党に入党,翌年三・一五事件で検挙される。戦後再建された自由法曹団に参加し,労働争議,農民闘争など各種事件で弁護にあたった。日本国民救援会会長。昭和61年1月15日死去。86歳。北海道出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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