日本歴史地名大系 「岡本ヶ里」の解説
岡本ヶ里
おかもとがり
現小城町市街地の東北にあたり、村内の北方の山麓から原始時代の石器の材料となるサヌカイトが産出する。正保絵図に村名がみえる。嘉永六年(一八五三)写の大小配分石高帳では地米(年貢)一〇八石六斗八合とある。享和元年(一八〇一)写の御領中郡村附には「又云、彦島ケ里」とある。なお建長元年(一二四九)八月日付の僧貞弁領知所々注進状(下総中山法華経寺蔵)に「
村内に八幡神社・薬師堂・
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報