岡治道(読み)オカ ハルミチ

20世紀日本人名事典 「岡治道」の解説

岡 治道
オカ ハルミチ

昭和期の病理学者 東京大学医学部教授;日本病理学会総会会長。



生年
明治24(1891)年5月2日

没年
昭和53(1978)年2月18日

出生地
東京・芝

学歴〔年〕
東京帝大医科大学医学科〔大正6年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲二等瑞宝章

経歴
大正6年12月東大病理学教室に勤め、昭和2年東京市療養所医員となり結核症の医療に従事、16年結核予防会研究所部長となった。21年同所長、同年9月東大教授となり医学部病理学第1講座を担当。22年日本病理学会総務監事、26年同会総会会長、27年3月退官し国鉄健康管理局、結核研究所各顧問を務めた。結核病理、X線診断法などで独創的研究を行い、晩年は珪、塵肺症サルコイドーシスなどの研究を行った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡治道」の解説

岡治道 おか-はるみち

1891-1978 昭和時代の病理学者。
明治24年5月2日生まれ。東京市療養所医員,結核予防会研究所長をへて昭和21年東京帝大教授。結核の集団検診予防接種普及につとめ,また塵肺対策にかかわった。昭和53年2月18日死去。86歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「結核病論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岡治道」の解説

岡 治道 (おか はるみち)

生年月日:1891年5月2日
昭和時代の病理学者。東京大学教授;日本病理学会総会会長
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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