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岡清兵衛 おか せいべえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

岡清兵衛 おか-せいべえ

?-? 江戸時代前期の浄瑠璃(じょうるり)作者。
寛文-延宝(1661-81)のころ,和泉(いずみ)太夫の正本作者として,「金平物語」「坂田金平論」など金平物をおもに執筆し名をはせた。貞享(じょうきょう)4年(1687)7月に死去したとする説がある。江戸出身。名は重俊。著作に「うぢの姫切」「頼光跡目論」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

岡清兵衛

没年:貞享4?(1687)
生年:生年不詳
江戸前期の古浄瑠璃作者。名は重俊。『故郷帰の江戸咄』(1687)には,「金平作りの清兵衛は,生れつき才発にして物覚えつよく,太平記,盛衰記, 東鑑 などをそらにおぼえ」とあり,桜井丹波少掾金平浄瑠璃を作ったと記されている。岡清兵衛の名前のある正本は,「にしきど合戦」「うぢのひめきり」「頼光跡目論」など10種が現存している。浄瑠璃作者として最も早くその名をあらわし,草創期の江戸の気風によく合った武勇物を作り,金平浄瑠璃を隆盛に導いた。<参考文献>『金平浄瑠璃正本集』全3巻

(鳥居フミ子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の岡清兵衛の言及

【金平浄瑠璃】より

…その芸風は《関東血気物語》に,2尺(約60cm)ばかりの鉄の棒で拍子をとり,人形の首を抜きなどしながら語ったと伝え,その語り口の豪快激越さがうかがわれるが,現在ではその曲節は不明。また,《故郷帰の江戸咄》に〈和泉太夫が浄瑠璃は岡清兵衛といふ者作る〉とあり,現存の和泉太夫の正本にもその名が見える。ほかに,虎屋永閑,虎屋源太夫,井上大和少掾,伊藤出羽掾などもこれを語り,現存正本によると作者に四野宮孫四郎,岡五郎兵衛などがいたことが知られる。…

※「岡清兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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