岡高塚古墳(読み)おかのたかつかこふん

日本歴史地名大系 「岡高塚古墳」の解説

岡高塚古墳
おかのたかつかこふん

[現在地名]勝央町岡

植月うえつき盆地勝間田かつまだの盆地との間にある山地山頂に築かれている。英田あいだ郡美作町間山はしたやまから西に延びた山頂の一角にあたり、盆地の平野からの比高約一五〇メートルを測る標高二六八メートルの高所にある。墳丘全長約六五メートル。当地域では大型に属する前方後方墳で、北側の盆地を囲んで分布する植月寺山うえつきてらやま古墳・美野高塚みのたかつか古墳などとともに大型古墳の系列を形成しているものと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android