日本歴史地名大系 「岩内線」の解説 岩内線いわないせん 北海道:後志支庁岩内線函館本線小沢(こざわ)駅(現共和町)を起点とし、岩内駅(現岩内町)を終点とする鉄道。明治四四年(一九一一)一〇月に岩内港と函館本線を結ぶ目的で起工、大正元年(一九一二)一一月に開通した。延長一四・九キロで、国富(くにとみ)・幌似(ほろに)・前田(まえだ)(現共和町)の三停車場が設置された(北海道鉄道百年史)。明治三八年敷設の馬車鉄道を前身とするため、当初は軽便鉄道で、岩内軽便線と称された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by