岩原目付役所跡(読み)いわはらめつけやくしよあと

日本歴史地名大系 「岩原目付役所跡」の解説

岩原目付役所跡
いわはらめつけやくしよあと

[現在地名]長崎市立山一丁目

江戸時代の長崎目付の役所跡。岩原御屋敷ともいう(長崎市中明細帳)。寛文八年(一六六八)の西国筋海陸絵図(国会図書館蔵)に「御目付屋敷」が記されるが、正徳五年(一七一五)のいわゆる正徳新令公布に伴い目付が常駐することになり、岩原に開設され、在勤の目付・組頭らの官舎に充てられた。延享二年(一七四五)の長崎図(内閣文庫蔵)に岩原御目付屋敷、安永七年(一七七八)の長崎図では岩原御目付役所とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む