岩生成一(読み)イワオ セイイチ

20世紀日本人名事典 「岩生成一」の解説

岩生 成一
イワオ セイイチ

昭和期の歴史学者 東京大学名誉教授。



生年
明治33(1900)年6月2日

没年
昭和63(1988)年3月21日

出生地
東京市牛込区市ケ谷谷町(現・東京都千代田区)

出身地
福岡県小倉市馬借町(現・北九州市小倉北区)

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部国史学科〔大正14年〕卒

学位〔年〕
文学博士(東京大学)〔昭和26年〕

主な受賞名〔年〕
帝国学士院賞〔昭和16年〕「南洋日本町研究」,朝日文化賞〔昭和43年〕,毎日出版文化賞(特別賞)〔昭和46年〕

経歴
大正14年東京帝大史料編纂所に入所。昭和4年台北帝大助教授、11年教授、23年東京大学教授を歴任して、36年退官。その後、日本大学教授を経て、38年から46年まで法政大学教授を務めた。また日蘭交渉史研究会を主宰して、「オランダ商館日記」の翻訳を行う。著書に「南洋日本町の研究」「朱印船貿易史の研究」「朱印船と日本町」「続南洋日本町の研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩生成一」の解説

岩生成一 いわお-せいいち

1900-1988 昭和時代の日本史学者。
明治33年6月2日生まれ。東京帝大史料編纂所員,台北帝大教授をへて昭和23年東大教授。のち法大教授。外国の対日関係史料を収集,駆使して近世日本の対外交渉史を研究。昭和16年「南洋日本町の研究」で学士院賞。学士院会員。昭和63年3月21日死去。87歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「朱印船貿易史の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岩生成一」の解説

岩生 成一 (いわお せいいち)

生年月日:1900年6月2日
昭和時代の日本史学者。東京大学教授
1988年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android