最新 地学事典 「岩脈法」の解説
がんみゃくほう
岩脈法
dyke method
岩脈の貫入方向から,岩脈形成時の広域応力場を復元する方法。火山の中心火道から放射状に発達する岩脈は,中心火道から離れるに従い,しだいに最大水平圧縮応力の方向に平行になるというモデルに基づく。観察された岩脈が中心火道から十分離れた場所に発達したものと仮定すると,岩脈の走向は岩脈形成時の最大水平圧縮主応力の方向を示していることになる。岩脈の年代を測定することにより,広域応力の時期を決定することができる。参考文献:中村一明(1969) 火山,14
執筆者:天野 一男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

