岸上(読み)がんじょう

精選版 日本国語大辞典 「岸上」の意味・読み・例文・類語

がん‐じょう‥ジャウ【岸上】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「がんしょう」 ) 岸の上。岸辺。岸のほとり。
    1. [初出の実例]「岸上松声眠裏雨、舟中火色望前星」(出典凌雲集(814)奉和江亭晩興呈左神栄清藤将軍〈淳和天皇〉)
    2. [その他の文献]〔李白‐贈汪倫詩〕

きしのうえきしのうへ【岸上】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「岸上」の読み・字形・画数・意味

【岸上】がんじよう(じやう)

岸頭。唐・杜甫〔劉郎浦を発す〕詩 舟中、日として沙塵ならざる無し 岸上の邨(くうそん)、盡(ことごと)く豺虎

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