岸本重陳(読み)キシモト シゲノブ

20世紀日本人名事典 「岸本重陳」の解説

岸本 重陳
キシモト シゲノブ

昭和・平成期の経済学者 横浜国立大学経済学部教授



生年
昭和12(1937)年3月7日

没年
平成11(1999)年9月18日

出生地
兵庫県豊岡市

学歴〔年〕
横浜国立大学経済学部〔昭和35年〕卒,東京大学大学院〔昭和40年〕博士課程修了

経歴
昭和40年東京農工大学工学部助教授、44年横浜国立大学経済学部助教授、53年教授。53〜54年ケンブリッジ大学・ロンドン大学で研究、56〜57年エル・コレヒオ・デ・メヒコ(メキシコ国立大学院)客員教授。現代資本主義、社会主義に関して幅広い発言を行い、“新中間層論争”に参加。著書に「資本制経済の理論」「“中流”の幻想」「経済のしくみ100話」「私の受けた教科書検定 官許の思想を強制するもの」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸本重陳」の解説

岸本重陳 きしもと-しげのぶ

1937-1999 昭和後期-平成時代の経済学者。
昭和12年3月7日生まれ。東京農工大助教授をへて,昭和53年母校横浜国大の教授。ケンブリッジ大などに留学経済成長論,比較体制論などを研究。また市民,消費者の立場から日常生活上の経済問題の理論化につとめた。平成11年9月18日死去。62歳。兵庫県出身。著作に「資本制経済の理論」「「中流」の幻想」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岸本重陳」の解説

岸本 重陳 (きしもと しげのぶ)

生年月日:1937年3月7日
昭和時代;平成時代の経済学者
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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