岸田衿子(読み)キシダエリコ

デジタル大辞泉 「岸田衿子」の意味・読み・例文・類語

きしだ‐えりこ【岸田衿子】

[1929~2011]詩人・童話作家。東京の生まれ。国士くにおの子。茨木のり子らの詩誌「かい」に参加し、詩集ソナチネの木」などを発表。のちに「ジオジオのかんむり」「かばくん」など絵本多数手がけた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸田衿子」の解説

岸田衿子 きしだ-えりこ

1929-2011 昭和後期-平成時代の詩人,童話作家。
昭和4年1月5日生まれ。岸田国士(くにお)の長女岸田今日子の姉。茨木のり子らの「櫂(かい)」に参加。詩集「忘れた秋」「らいおん物語」「ソナチネの木」などを発表。昭和41年絵本「かばくん」でドイツ児童図書賞,49年絵本「かえってきたきつね」で産経児童出版文化賞大賞。ほかにエッセイ「草色の切符を買って」など。平成23年4月7日死去。82歳。東京出身。東京芸大卒。

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