峰雲院(読み)ほううんいん

日本歴史地名大系 「峰雲院」の解説

峰雲院
ほううんいん

[現在地名]熊本市坪井四丁目

もとの本坪井下ほんつぼいしも三丁目(本坪井竪町)の北側にある。祝融山と号し、曹洞宗、本尊釈迦牟尼仏。「国誌」によれば、細川家の家老有吉頼母英貴が豊前小倉こくらより入国後、寛永一一年(一六三四)に建立し、開山は伝志麟的。有吉氏の菩提寺となる。境内は有吉氏下屋敷内であったという。院号は有吉氏の祖有吉立行の法名「峰雲院松巌宗貞大居士」による。本堂は明治一〇年(一八七七)西南戦争全焼したが、昭和四九年(一九七四)再建された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 築山 白鬚 墓地

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む