島原狂言(読み)シマバラキョウゲン

デジタル大辞泉 「島原狂言」の意味・読み・例文・類語

しまばら‐きょうげん〔‐キヤウゲン〕【島原狂言】

明暦(1655~1658)ころから寛文(1661~1673)にかけて流行した、京都島原遊郭舞台とする傾城けいせい買い様子を演じた歌舞伎狂言。のち京都では、歌舞伎狂言そのものを意味するようになった。島原歌舞伎。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 けいせい 名詞

精選版 日本国語大辞典 「島原狂言」の意味・読み・例文・類語

しまばら‐きょうげん‥キャウゲン【島原狂言】

  1. 〘 名詞 〙 傾城(けいせいがい)のさまを演ずる歌舞伎狂言。江戸時代、正保・慶安(一六四四‐五二)のころ、京都島原で流行をきわめ、江戸にも行なわれた。のち転じて、歌舞伎狂言の意に用いた。京都島原の傾城事が多かったところからいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む