島啓吾(読み)シマ ケイゴ

20世紀日本人名事典 「島啓吾」の解説

島 啓吾
シマ ケイゴ

昭和期の整形外科学者



生年
明治44(1911)年1月25日

没年
昭和49(1974)年3月7日

出生地
福岡県北九州市小倉区

学歴〔年〕
九州帝大医学部〔昭和10年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和15年〕

経歴
母校整形外科教室に入り、神中正一の下で研究太平洋戦争軍医で2回召集され、昭和21年帰還、同年国立小倉病院外科医長、22年久留米医科大学教授となり、整形外科教室を主宰。27年北海道大学医学部整形外科教室の2代目主任教授。36年第34回日本整形外科学会長、40年北大付属病院長となり、北海道整形災害外科学会の創設、同会誌の発刊などに尽力、46年退官。著書「整形外科的手術進入路」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島啓吾」の解説

島啓吾 しま-けいご

1911-1974 昭和時代の整形外科学者。
明治44年1月25日生まれ。国立小倉病院整形外科医長,久留米医大教授をへて,昭和27年北大教授となり,同大付属病院長をつとめた。変形性股関節症,脊椎変形などの研究で知られる。昭和49年3月7日死去。63歳。福岡県出身。九州帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例