日本歴史地名大系 「島崎町」の解説 島崎町しまざきちよう 東京都:江東区旧深川区地区島崎町[現在地名]江東区平野(ひらの)四丁目横(よこ)川(大横川)西岸の町屋で、深川築地二四ヵ町の一。深川島崎(ふかがわしまざき)町とも称した。北は島崎町続町、西は吉永(よしなが)町、南は久永(ひさなが)町二丁目。文政町方書上によると、元禄一五年(一七〇二)五月鳥居屋茂兵衛という者が北の方の地所を買請け、さらに同年一二月冬木屋弥平次・上田屋十兵衛に木置場御用地代地として与えられた土地を合せて成立。同一六年町名を届出て正徳三年(一七一三)町奉行支配となった。町の南方と北方の道路が久しく往来もなく、葭・茅が生茂り不用心なため、文化九年(一八一二)町奉行に願出て町屋となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報