島惟精(読み)しま いせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島惟精」の解説

島惟精 しま-いせい

1834-1886 幕末-明治時代の武士,官僚
天保(てんぽう)5年4月1日生まれ。豊後(ぶんご)(大分県)府内藩士。広瀬淡窓(たんそう),塩谷宕陰(しおのや-とういん)にまなび,藩校遊焉館の教授となる。倒幕をはかり捕らえられたが,のち藩政顧問となり,藩論をまとめる。維新後,岩手県令,内務省土木局長などを歴任。明治19年5月11日死去。53歳。本姓阿南通称は唯蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android