デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島田雪谷」の解説 島田雪谷 しまだ-せっこく 1828-1884 江戸後期-明治時代の武士,画家。文政11年生まれ。越前(えちぜん)福井藩士。岩尾雪峰(せっぽう)に北宗画を,礀西涯(はざま-せいがい)に文人画をまなぶ。藩主父子の松平慶永(よしなが),茂昭(もちあき)の命でしばしば制作にあたる。武技をこのみ,槍術(そうじゅつ)にひいでた。明治17年1月19日死去。57歳。名は広意。字(あざな)は樗園。通称は範左衛門,多司摩。別号に青涯。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例