嵩山蛇穴遺跡(読み)すせじやあないせき

日本歴史地名大系 「嵩山蛇穴遺跡」の解説

嵩山蛇穴遺跡
すせじやあないせき

[現在地名]豊橋市嵩山町 浅間

嵩山集落の南東約一キロ、弓張ゆみはり山脈の西側山腹の谷奥に位置する。蛇穴とよびならわされる鍾乳洞を利用した縄文時代遺跡。標高約一五〇メートル。洞窟入口付近の幅三メートル・高さ一・三メートル、少し入ると二メートル前後の高さとなる。約六メートル奥で左右に分れ、それぞれ四一メートル・一七メートル余の奥行がある。分岐点近辺から奥は漆黒の闇で、生活域として利用したのは、せいぜい入口付近と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android