デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵯峨寿安」の解説 嵯峨寿安 さが-じゅあん 1840-1898 明治時代のロシア語学者。天保(てんぽう)11年5月生まれ。嵯峨正作の兄。明治2年加賀金沢藩よりロシア留学の命をうけ,シベリアを横断してペテルブルグにはいった。7年帰国,のち開拓使,文部省,内閣官報局,参謀本部などにつとめた。明治31年12月15日死去。59歳。本名は一正。号は萩浦。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例