巍然(読み)ギゼン

デジタル大辞泉 「巍然」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ぜん【×巍然】

[ト・タル][文][形動タリ]山などが高くそびえたっているさま。また、ぬきんでて偉大なさま。「巍然として連なる山々」「巍然たる人物

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精選版 日本国語大辞典 「巍然」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ぜん【巍然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 高くそびえ立っている様子。ぬきんでて偉大であるさま。際立っているさま。巍々。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「遂に巍然(〈注〉タカクソビヘル)たる功名を成し、良将と称せらるるに至り」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    2. [その他の文献]〔論衡‐書虚〕

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普及版 字通 「巍然」の読み・字形・画数・意味

【巍然】ぎぜん

高大のさま。〔水経注、河水四〕關の直北、河をててり。巍然として獨り秀で、河陽峙す。世に之れを風陵と謂ふ。

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