20世紀日本人名事典 「川上清吉」の解説 川上 清吉カワカミ セイキチ 大正・昭和期の宗教学者 島根大学教授。 生年明治29(1896)年4月20日 没年昭和34(1959)年6月1日 出生地島根県那賀郡浜田町(現・浜田市) 旧姓(旧名)寺本 別名俳号=草可 学歴〔年〕浜田中学校卒 経歴若いとき西田天香が主催する一燈園に入るが、のちには親鸞の教えを信仰するようになった。佐賀県下の中学や師範学校の教諭を経て、戦後、郷里の浜田第一高等学校長となり、昭和24年島根大学教授に就任。親鸞研究の第一人者として知られ、「親鸞教断想」などの著述を著したほか、たびたび講演を行い、親鸞の精神を鼓吹した。草可と号し、俳人としても著名。また、「浜田市民歌」などの作詞も手がけている。著書はほかに「光を聞く」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川上清吉」の解説 川上清吉 かわかみ-せいきち 1896-1959 大正-昭和時代の宗教学者。明治29年4月20日生まれ。郷里島根県で,母校の浜田中学(現浜田高)校長などをへて,昭和24年島根大教授。親鸞(しんらん)の研究と信仰に没頭し,著作と講演で親鸞精神をつたえた。また浜田市民歌を作詞。昭和34年6月1日死去。63歳。旧姓は寺本。俳号は草可。著作に「愚禿譜」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by