百科事典マイペディア 「川内康範」の意味・わかりやすい解説 川内康範【かわうちこうはん】 作家・脚本家・作詞家。北海道生れ。本名潔(きよし)。小学校卒業後,映画関係などさまざまな仕事を経験している。1958年に放送が開始されたテレビ番組《月光仮面》の原作・脚本で売れっ子となり,《愛の戦士レインボーマン》《光の戦士ダイヤモンド・アイ》《まんが日本昔ばなし》などの映画やテレビ番組を手がけた。作詞家としても活躍し,《月光仮面は誰でしょう》《君こそわが命》《伊勢佐木町ブルース》《おふくろさん》など多数のヒットを飛ばした。2007年には《おふくろさん》の歌手である森進一が歌詞に自らセリフを加えたとして,〈もう歌わせない〉と表明。森と和解することなく,2008年4月に死去。なお,同年11月に川内の長男が森の歌唱を許可している。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川内康範」の解説 川内康範 かわうち-こうはん 1920-2008 昭和後期-平成時代の小説家,作詞家。大正9年2月26日生まれ。さまざまな職業につきながら独学。のち中河与一,富沢有為男(ういお)に師事し,「天の琴」などをかく。昭和33年連続テレビドラマ「月光仮面」の原作を手がけ大ヒット。「花と蝶」「君こそわが命」「おふくろさん」などの作詞でも知られた。平成20年4月6日死去。88歳。北海道出身。本名は潔。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by