デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川口緑野」の解説 川口緑野 かわぐち-りょくや 1773-1835 江戸時代後期の儒者。安永2年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。総裁立原翠軒(すいけん)の推薦で寛政5年(1793)彰考館にはいり,藩主徳川治保の侍講をかねる。文化12年総裁となった。天保(てんぽう)6年6月10日死去。63歳。名は長孺。字(あざな)は嬰卿。通称は三省,助九郎。著作に「台湾鄭氏紀事」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例