川向遺跡(読み)かわむかいいせき

日本歴史地名大系 「川向遺跡」の解説

川向遺跡
かわむかいいせき

[現在地名]仁摩町仁万町

潮(うしお)川沿いの低丘陵裾から低地にかけて営まれた弥生時代を中心とする集落跡。潮川の改修のため平成元年(一九八九)から三年間発掘調査が実施され、集落の一部が掘出された。湿地部分からは大量の弥生土器・石器・木製品などが出土。弥生土器は前・中期のものが圧倒的に多く、後期のものも少量見いだされている。また石器には太形蛤刃石斧をはじめ、扁平片刃・柱状片刃・石包丁・石鎌などの磨製石器があり、環状石斧と石剣・有孔円盤・紡錘車・石錘・石鏃などもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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