川崎繁夫(読み)カワサキ シゲオ

20世紀日本人名事典 「川崎繁夫」の解説

川崎 繁夫
カワサキ シゲオ

明治・大正期の彫刻家



生年
明治25(1892)年

没年
大正13(1924)年12月3日

出身地
山形県寒河江市

学歴〔年〕
東京美術学校〔大正11年〕卒

経歴
13歳の時に渡辺長男門下となり、渡辺の弟である朝倉文夫にも学ぶ。大正3年から文展帝展に出品し、11年「この人を見よ」で帝展特選。13年病死したが、妻が毒を飲み後追い自殺して当時大きな話題となった。他の作品に「閃光」「栗島澄子」「相冠」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川崎繁夫」の解説

川崎繁夫 かわさき-しげお

1892-1924 明治-大正時代の彫刻家。
明治25年生まれ。渡辺長男(おさお)にまなぶ。文展,帝展に入選をかさね,大正11年「此の人を見よ」が帝展特選。大正13年12月3日死去。33歳。山形県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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