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川根茶 かわねちゃ

事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

川根茶[茶類]
かわねちゃ

東海地方、静岡県の地域ブランド。
静岡県榛原郡川根町及び川根本町(旧・中川根町及び旧・本川根町)で生産される緑茶。南アルプスを源とする大井川の清流と、朝夕に立ちこめる川霧が味わい深い銘茶を育む。江戸時代から茶の産地である。江戸時代末期には、良質な川根茶が輸出品として高価で取引されたことから栽培面積も拡大した。ほのかな渋味と深い旨味が特徴。2007(平成19)年6月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5053823号。地域団体商標の権利者は、川根茶業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

世界大百科事典内の川根茶の言及

【大井川】より

…井川湖畔の井川は,接阻峡の存在によって,かつては下流との交通を遮断された陸の孤島であったが,これらの電源開発によって千頭(せんず)との間にダム工事用の軌道(現,大井川鉄道井川線)が1954年に通じ,また静岡市側からも井川林道が開通して,一躍奥大井観光と南アルプス登山の拠点となった。千頭の北で最大の支流寸又川を合わせた大井川は,川根地方を南流するが,その間河道沿いには数段におよぶ河岸段丘を発達させ,それらの面上には小集落と名産の川根茶の茶畑が広がっている。またこの川には先の接阻峡,寸又峡をはじめとして,本流の田代~徳山間,塩郷~笹間渡(ささまど)間(鵜山七曲(うやまななまがり))などに著しい穿入(せんにゆう)曲流区間があって,景勝の地として知られる。…

【川根[町]】より

…町域の大半が山林で占められ,茶の栽培と林業が営まれる。茶業は長い伝統をもち,気候条件にも恵まれて,天然玉露とも呼ばれる名茶,川根茶を産し,茶の生産額は農業生産額のほとんどを占める。林業は杉,ヒノキの素材生産のほかにシイタケの栽培が行われる。…

【煎茶】より

…北海道と東北の一部を除いて日本全土でつくられており,産額は静岡県が最も多く,鹿児島,三重,埼玉の諸県がそれに続く。産地銘柄としては,静岡県の川根茶,本山茶,京都府では宇治田原や和束(わづか)の宇治茶,埼玉県の狭山(さやま)茶,三重県の伊勢茶,奈良県の大和茶などが知られている。品種としては,明治末に静岡県で育てられた藪北(やぶきた)が品質,収量ともにすぐれ,全国的に栽培されて茶樹の代表種とされている。…

【中川根[町]】より

…町域の大部分は赤石山脈南部の山地で,9割が山林である。古くから川根茶と呼ばれる良茶の産地として知られる。林業も盛んで杉,ヒノキの良材とシイタケを産する。…

※「川根茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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