川浸(読み)かわびたり

精選版 日本国語大辞典 「川浸」の意味・読み・例文・類語

かわ‐びたりかは‥【川浸】

  1. 〘 名詞 〙 水神祭一つ。陰暦一二月一日に漁業に従事する家や船を用いる家などで、水難を避け、豊漁を祈って行なう祭。この日に餠をつく。
    1. [初出の実例]「十二月朔日、やけぼこり大にこりて今朝祝ふ餠のその名もかはびたりかな」(出典:狂歌・大団(1703)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「川浸」の読み・字形・画数・意味

【川浸】せんしん

水溜りの地。

字通「川」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む