精選版 日本国語大辞典 「川船・河船」の意味・読み・例文・類語
かわ‐ぶね かは‥【川船・河船】
〘名〙 (「かわふね」とも) 河川用の船の総称。河川航行用のため喫水の浅い細長い船型が特徴。近世では高瀬、べか、ひらた、鵜飼、房丁(ぼうちょう)、房丁高瀬、天道(てんとう)、剣先、柏原、手操など多くの種類がある。主に河川流域の物資輸送にあたり、商品流通の上で大きな役割を果たした。川瀬船。⇔海船。
※地方落穂集(1763)八「支配村方に有レ之川船・海船等」
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