デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川路宜麦」の解説 川路宜麦 かわじ-ぎばく 1757-1828 江戸時代中期-後期の俳人。宝暦7年生まれ。幕臣。大島蓼太(りょうた)にまなぶ。師から老鶯巣(ろうおうそう)の別号をゆずられたが,雪中庵の名跡を大島完来がついだのを不満とし,師の没後みずから雪門別派と称した。画にもすぐれ,編著に「絵歌仙」正・続がある。文政11年7月20日死去。72歳。通称は弥三郎,平右衛門。別号に睡堂。編著はほかに「浅川早引集」「花くらべ」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例