川高村(読み)かわたかむら

日本歴史地名大系 「川高村」の解説

川高村
かわたかむら

[現在地名]御津町川高

旭川左岸、くにはら村の西に位置する。寛永備前国絵図では河高村とあり、高九四石余、枝村に大曾根おおそね村を記す。「備陽記」では田畑八町余、家数四〇・人数二六九、池一。文化年間の「岡山藩領手鑑」によれば田高一〇石余・八反余、畑高八三石・八町三反余、開方田畑高三石余・六反余。直高一六八石余で、家臣二名の給地および蔵入地。家数四二(本村二九・大曾根一三)、人数二一一、牛一二、山林六町五反余のうち六町三反余は百姓自林。ほかに給人林二ヵ所(一町)と藪三ヵ所(二反余)があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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