巡り巡る(読み)めぐりめぐる

精選版 日本国語大辞典 「巡り巡る」の意味・読み・例文・類語

めぐり‐めぐ・る【巡巡・回回】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 めぐり続ける。ぐるぐるまわる。特に、関係・段階が絶えないで次々と次の段階に移る。多く、「めぐりめぐって」の形で用いられる。
    1. [初出の実例]「身は猶うしの小車の廻り廻りきていつ迄そ妄執をはらし給へや」(出典:光悦本謡曲・野宮(1470頃))
    2. 「回(メグ)り回(メグ)ッてまた旧(もと)思案に戻って苦しみ悶えるうちに」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む