…六位蔵人も六位でありながら昇殿を許され,五位蔵人とともに禁色をも許され,昇進にも有利であったため,六位層にとっては羨望の的であった。彼らは補任の次第によって順次叙爵してゆくのが例となっており,これを巡爵と称した。叙爵すると殿上を降りなければならなかったが,このような者を〈蔵人大夫〉〈蔵人五位〉等と呼んだ。…
※「巡爵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...