工事収益(読み)こうじしゅうえき(その他表記)construction contract revenue

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「工事収益」の意味・わかりやすい解説

工事収益
こうじしゅうえき
construction contract revenue

一会計期間をこえる長期の請負工事から生れる収益をいう。この収益が企業会計上問題となるのは,それをどの時点で認識,測定すべきかについて意見が分れるためである。その一つは工事の完成,引渡しの時点でこの収益を認識,測定するというものであり,他の一つは工事の進行程度に応じてこの収益を認識,測定するというものである。前者を工事完成基準,後者を工事進行基準という。日本の企業会計原則は,これら2つの基準の選択的適用を認めている。特に後者の場合に特徴的なことは,通常の製品販売においては製品の引渡しを収益計上の重要なポイントとしているのに対し,工事の完成,引渡しが行われる以前に収益の計上を可能としている点にある。

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