工地村(読み)たくむじむら

日本歴史地名大系 「工地村」の解説

工地村
たくむじむら

[現在地名]那賀川町工地・みどりだい

上福井かみふくい村の北、那賀川河口北方に位置し、東は紀伊水道に面する。慶長期(一五九六―一六一五)のものと推定される国絵図には「たくミぢ」とみえる。正保国絵図には匠地村と記され、高二三二石余。寛文四年(一六六四)郷村高辻帳では田方一四六石余・畑方八六石余。元禄四年(一六九一)検地帳(那賀川町蔵)によると高四五九石余、田畑二二町二反余。文化一〇年(一八一三)の高都帳では高二九〇石余。「阿波志」によると水陸田三〇町四反余、高三〇〇石の大率が采地

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android