工緻(読み)コウチ

デジタル大辞泉 「工緻」の意味・読み・例文・類語

こう‐ち【工緻】

[名・形動]細部までたくみにできていること。また、そのさま。巧緻。「工緻精妙」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「工緻」の意味・読み・例文・類語

こう‐ち【工緻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) たくみで細部までよくできていること。巧妙で綿密なこと。また、そのさま。巧緻。
    1. [初出の実例]「故上自天文医術、下至器械衣服、其精妙工緻、無使観者爽然生奇想焉」(出典解体新書(1774)序)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐諸公主伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「工緻」の読み・字形・画数・意味

【工緻】こうち

精巧綿密。〔洛陽名園記〕(劉氏園)劉給事の園。涼堂の高制度(てきけふ)にして、人のに可なり。~西南に臺一區り。尤も工緻なり。

字通「工」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む